空手一筋だったヒロインに恋路を抱く二人の男性。しかし、愛しく思っていたヒロイン達は、知らない場所で男達に犯され、淫らになっている・・・。空手一筋だったヒロインが寝取られる2つの物語を収録した作品が「寝取られ 空手牝豚発情中」だ。
本作品は、性的知識がない空手一筋女性が知らないうちに他の男に犯され、エッチ好きになってしまっていた物語。空手で敗北し、男に調教されビッチと貸してしまった空手一つし女性の物語。以上2つの話が搭載されているエロ同人誌系作品だ。
▲Drain氏の作品
▲井上七樹氏の作品
催眠・ビッチ系作品を多数公開されているDrain氏、エンジェル倶楽部等でも活躍されている井上七樹氏が1作品ずつ制作されていると思われ、絵柄も異なる。
Drain氏の作品では、性的知識がなく、男達の要求にも簡単に答えてしまうヒロインが、彼女のことを意識していた幼なじみの知らないところで自然とエッチ好きになってしまっている姿を描いている。「スキンシップ」「マッサージ」「洗いっこ」などと先輩に騙されながらも、全く成功することもなく明るく要求を飲んでいく。それがぶっかけだろうと、挿入行為だろうと、全て受け入れていくのだ。性的無知の女性が徐々に楽しみながらエッチの虜になってしまう様子が16Pほどのページ数で描かれている。
井上七樹の作品では、意識していた相手が男の手により調教されてしまい、変化してしまっている様子を楽しむことができる寝取られ作品だ。幼なじみのヒロインを意識していた彼だが、男に敗北し、男によって淫らに変化していく様子にスポットを当てて描かれている。実際に男がヒロインを調教するようなシーンはないが、場面が切り替わると淫らさが上昇し、堕落→ビッチ化していく様子が寝取られた男の視点で描かれているのが特徴だ。ページ数はあとがき含め11ページほどだ。
彼女を意識している男性の知らないところで天然系ヒロインがエッチになっている点に焦点を絞った作品と、知らないところで調教されて変化したヒロインの軌跡に焦点を絞った作品という、異なるタイプの寝取られが楽しめる作品。両作品ともしっかりとした画力があり、短編系作品としてはレベルの高い作品だろう。
両作品ともに10~15ページほどの作品ゆえ、片方のシチュエーションのみ好きな場合は気持ちボリューム不足に感じる可能性もあるだろう。全体としては「空手一筋」というヒロイン設定だけでここまで違う寝取りを描けるのだなぁ……と感じられる、面白い作品な印象も受ける同人誌作品だ。