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通話アプリの友達 | NTR作品レビュー

8.5点,BSS,フェラ,人気作,同人誌,本番,片思い相手,絶望

オンライン通話をするゲーム仲間のヒロインに恋をした主人公が、寝取られマンガの所持をきっかけに絶望的なBSS展開を受けていくような姿を楽しむことができるの「通話アプリの友達」を紹介します。

通話アプリの友達

今作は非常に特徴的で面白い一方、尖っている印象の作品。絶望的な環境にいる主人公が、唯一の希望と言えるゲーム仲間のヒロインの媚び媚びラブラブセックスを目撃させられるような悲しみの絶望片思い寝取られを楽しむことができます。人間関係的な描写もよくできている作品ゆえに、現在社会とのつながりに不安を抱えているような人にはおすすめできないため、その点のみご注意の上で本レビューもご確認下さい。

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希望のようなヒロインにネトラレを見つけられたことから始まる絶望劇

『不摂生でゾンビみたいに荒んだ精神に 光が射した』

主人公・野口はオンライン通話をしながらゲームをするネット友達・陽菜がいます。さんヶ月前に出会い、ほぼ毎日彼女と通話している日々。大学で告白に失敗し、人が怖くなり、引きこもり気味の主人公にとっての希望ともいえる存在でした。

「ネトラレってなんですか?」

そんな陽菜とある日、買い物のデートに誘われる主人公。買い物で見つからなかった限定品を貸すと伝えたところ、そのまま主人公の家へ陽菜が来ることになります。流れで彼女がやってきたことにドキドキしていると、陽菜は主人公の棚にあったネトラレ本を見つけてしまう。ネトラレを知らない陽菜にあたふたしながら話題をすり替えます。

『寝取られなんて物語で 十分なのに』

自室で隣にいる陽菜を見て、告白しようか迷っていた主人公。そんな中、陽菜に電話がかかってきます。その相手は、陽菜の彼女。帰ってしまった彼女を思い出し、枕を涙で濡らす主人公。陽菜と距離を置きたいと考えつつも、陽菜からのビデオ通話の誘いを受けた主人公。そこにやってきたのは、陽菜の彼氏。彼氏と幸せそうな陽菜を見て、通話を切ろうとするものの、陽菜から「セックス」を見せてあげると伝えられるのでした。

純愛作品にもなりそうな前半からの一気に落とし込む後半パート

今作は人を信じられず、唯一の希望な通話友達に彼氏がいた挙げ句、寝取られ性癖を一瞬見られたことで誤解されてしまった主人公が絶望的なBSS寝取られのような展開を見せつけられていくことになる作品です。

前半部分では主人公と親しく、楽しむようなヒロインの姿。そして主人公のつらい過去からの人間不信のシーンを丁寧に描き、時間をかけてまるで脈ありヒロインのような描写を丁寧に描きます。まさに主人公にとっては希望とも言える女性であり、恋心を抱くのは当たり前のような中での買い物の約束。そこからの自宅への招き入れ。寝取られのような本を見つかりつつも、コミカルな言い訳シーンで彼女が気にもとめていないような回避を見せる。最後には隣にいるヒロインを見て告白に悩む。ここまで見れば、純愛に発展してもおかしくないような前半パートの展開です。

そこから大きく展開する後半パート。ヒロインに彼氏がいて、絶望に落とされる主人公。それだけではなく、眼の前でヒロインが彼女とセックスする姿を目撃。心を大きく落とされたところに、更に追い打ちのように落とす。その一方でヒロインは悪意を持ってではなく、ナチュラルにその行為を行う様子は他では味わえないような展開を楽しめます。まさに絶望の中の追い打ちでBSS的な好きな人の媚びセックスを目撃させられ、絶望すぎる展開が楽しめます。

絶望的な描写ながらも、ところどころで入る主人公の絶望っぷりは劇画のようなインパクトもあり、個人的には一周回って少し笑ってしまうほど主人公悲しいなぁと思わず嘆いてしまうほどの尖った絶望感があるように感じます。

NTR魅力:男としての劣等感を突きつける、光る登場人物たち

さて、本作は好きだった女の子に彼氏がいるという設定からのBSS的な展開が楽しめますが、間男ポジションのヒロイン彼氏が地味にいい立ち回りをしている印象があります。

主人公は三ヶ月前からヒロインといい関係を続けている一方で、ヒロインが付き合い始めたのは少し前。あとがき設定的には強制力があるような印象もありますが、本編を見た限りでは主人公がもっと前に動いていれば未来は変わっていたかもしれないというような間男です。

そんな間男は、主人公からすると明らかに勝ち組で、人間不信になっているような主人公と雲梯の差。ヒロインがそんな間男に対してイチャイチャを見せつけるような場面から始まる後半パートは、主人公の劣等感を刺激させます。主人公には見せない媚びるような表情で淫らに振る舞うヒロインも後半でナチュラルにネトラレ的なポイントを抑える言動も行います。そしてその影にいるのがこの間男。終わりかけで牙を出すような間男の存在は、全面に立たないながらもいい仕事をしているような印象があります。

一方で、主人公の環境下で現実に起きたら心が折れる可能性もある、エグいBSS的な展開でもあります。そのため、絶対に心が折れかけているときや、社会に不安がある時に見るべきではない作品に思えました。面白い作品ながらも、あくまでネトラレはフィクションで楽しむべきもの、作品であると割り切って楽しめる時だけ楽しむべき作品に思えます。

通話アプリの友達のNTR評価

8.5点

希望を失い、脳が壊されてしまうような、劣等感を刺激するような人を選ぶ尖ったBSSよりのネトラレを楽しめる作品。前半部分の非エッチシーンが非常に丁寧に描かれているからこその、後半の媚び媚び彼氏エッチの見せつけが生きてくるような構成となっているため、しっかりと物語を読み進めてこそ光るような展開。そして精神的な不安がなく、あくまでネトラレは作品として楽しめると割り切っているからこそ、主人公の怒涛の突き落とし、ネトラレがちょっと見つかったことからの悲しみの絶望展開が楽しめ、ナチュラルな側面も持つヒロインだからこその惨劇は独創的で読み物としても面白い作品に感じました。

王道よりな展開になりつつも、ちょっとしたところでうまく独自路線を出している、ネトラレの読み物としてよくできていると感じさせてくれる作品です。特に登場人物のいい仕事っぷりは他では見られないような魅力がある作品です。

「通話アプリの友達」の作品情報

■ FANZA

通話アプリの友達

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