夏色のコワレモノ NTRレビュー
引っ越し直前の最後の夏。
お互いが意識しているような幼馴染の女の子が
知らないところで様々な方向性の寝取られていくような
姿を楽しむことができる探索系ADVが
「夏色のコワレモノ」だ。
本作品は過去に寝取られ系作品も公開されている
しなちくかすてぃーらさんが2020年6月に公開された
RPGジャンルの作品だ。
RPGジャンルではあるものの、雑魚戦闘などがあるわけではなく、
様々なポイントを調べていくことをメインとした探索よりの
アドベンチャーRPG形式と言えよう。
プレイヤーは夏休み終了後に引っ越しが決まっており、
最後の夏休みはヒロインの家で過ごすことになっていた。
目的はヒロインとの思い出を回収し、夏休み最後に告白すること。
ヒロインとの思い出を回収するためには、
運動や知識を消費しなければいけないクリスタルが配置された
エリアを突破しなければいけない。
場所移動やイベントを発動していくと時間が経過していくため、
プレイヤーは各地に現れる虫、アルバイトなどでお金や能力をあげつつ、
無料もしくはお金を支払って大幅にステータスをあげられる施設で
能力をあげていき、ヒロインとの思い出を手に入れていくことになる。
しかし、ヒロインの周りにはゲスなことを考える人物も多い。
行動していると、ヒロインに迫る魔の手が増えてしまうかもしれない。
例えば、アルバイト先の同僚がヒロインと出会う機会を与えてしまうかもしれない。
例えば、予備校のパンフレットを手にしたらヒロインが市街地へ行くきっかけに
なってしまうかもしれない……。
気がつけば、ヒロインに様々な魔の手が迫っており、
自分を意識していたヒロインも他の男への愛情が芽生えてしまったり、
性的な快楽で陥落してしまったりするかもしれないのだ。
さて、そんな本作品は寝取られ系の作品だが、
複数の方向性の寝取られを楽しめると同時に、
「知らないところで寝取られてる」というのが魅力だろう。
快感的に犯されて体を許していくケースもあれば、
積極的なアピール故に他の男に結果寝取られるケースもある。
メニュー画面では上記サンプル画像のような他の男への
関係が目に見えてわかるようになっているため、
まさに蝕まれている感じがわかる。
また、プレイヤー視点で基本進むため、
直接ヒロインと寝取り男たちとの接点を見ることは少ない。
しかし、ヒロインに電話をしてみると明らかになにか起きている様子が
わかったり、ヒロインが普段行かないような場所に移動してたりする。
何かあっただろう日付が過ぎてから彼女の部屋に行けば、
具体的に何があったのかを確認することもできるので、
まさにいつの間にかに寝取られていたというのを強く
楽しむことができるだろう。
SNSや電話といった現代的なものにも通ずる機能なども
取り入れていて魅力も多く、探索ならではのRPG要素を入れている
本作品は魅力も多い作品だろう。
気になったところをあげるのであれば、
本気で進めようと思うと作業感が伴う可能性があるだろう。
ミニゲーム的なものもあるが、基本的には各地を回り、
ステータスを上げていくもしくはヒロインが毒牙に掛かるように
回っていくことが中心となる。
また、できることもそこまで多くないため、
ルーチンワークみたいなものができてしまうような印象もある。
エッチシーンの回収なども何周かしなければコンプは難しい。
そういった点がRPGという媒体での魅力であり、
かつリアリティも感じさせてくれるというプラス点もある。
サクッと抜くような作品ではなく、時間をかけて少しずつ
遊んでいくような形式の作品と言えよう。
9.5点
知らない間に寝取られるという要素を色々と楽しむことができる
エッチシーン方向としては名作級の寝取られRPG。
日常的なシーンもところどころに描いており、
仲が良く、どことなく意識しているヒロインが
徐々に移動先が序盤とは異なり、夏の終り頃には果てぬ姿に
変化していく様子はまさに寝取られ感を強く感じられるだろう。
一方で、RPGゆえにどうしても寝取られる男と
出会わせるようにしなければいけなかったり、
ルーチンワークみたいなものができやすかったりと、
手間に感じてしまうようなことも多いだろう。
また、思い出回収エリアに謎のザコ敵が出たりと、
クリスタルを破壊していくことで知識や運動を消費していくというのは
そこだけやや現代的な世界観を逸脱していて違和感を感じるような
箇所が個人的にはあるような印象もあった。
10点にしようか迷ったが、やや癖もあるような印象もあったので、
当サイトでは最上位級作品の割り振りとしている9.5点とさせていただいた。
じっくりと時間をかけて知らぬ間に寝取られていくような感覚に
ハマるようであればRPGも非常に面白いと思う。
また、エロ特化としてもシーン回収をすべてしてしまえば
エロ特化でも非常に優秀な作品だろう。
作業として感じるのか、細かい点での雰囲気を意識しないというので
あれば、ぜひ購入してほしい名作級になる寝取られ作品だろう。