村人Aが催眠術で勇者の女を犯す NTRレビュー
いつも村の名前をいうだけの仕事で、村人たちにもバカにされたりキモがられている一般人が、催眠の力を得て村人や勇者の女パーティとエッチすることができる、低価格RPGが「村人Aが催眠術で勇者の女を犯す」だ。
非日常を祈って得た催眠術で村人を犯す
今作品の舞台は「山脈の村」という寂れた村。主人公である村人Aは、「ここは山脈の村です」というだけの日々を過ごしている。看板にも村の名前の明記があるため、村の名前を告げる役割をバカにされることもあるようだ。
何もない日々の人生に転機が欲しいと自宅で叫んだところ、その願いが邪神に届き、催眠術を取得した。村人Aは、山脈の村にやってきていた勇者の女仲間や、村人たちに催眠術をかけてエッチな行為を起こすのだった。
話しかけるだけで催眠エッチ、一人のタイミングも狙え
今作品は一つの村を舞台に、話しかけることで女性キャラには催眠をかけるかどうかの選択肢が表示。催眠術をかける選択肢を選ぶと基本的にはエッチシーンが始まります。
しかし、一部のキャラには催眠を拒否するような展開にもなりえる。理由は勇者など人が多くいる、ネタ(老人や男性など)が理由だ。催眠エッチが用意されているキャラは、自宅で昼と夜を切り替えることで一人のタイミングを狙える。
そのため、基本的には昼もしくは夜にターゲットの元へ行き、選択肢で催眠術をかけていくというゲーム性になっている。
村人メタよりな発言のツールデフォルトキャラベースのヒロインに注目!
さて、本作は基本的にエッチシーンを探していく内容となっているが、シーンとしては6シーン。各ヒロイン1シーンとなっており、シーン自体もエッチ中のやりとりと見られる会話ベースで進む。テキスト量は多いとも言えないが、完全に少ないわけでもない。レビュー時の価格が100円ということも考えれば、まずまずという感じだろう。
特徴としては、村人メタ発言が多い点と、制作ツールのRPGツクールデフォルト素材をモチーフにしたデザインに注目だろうか。
村人たちは一般的なモブ系のキャラセリフと言うよりかは、モブ的なセリフを言う主人公をバカにしたりしている。また、主人公の性格もそこまで良いものとは見れないため、キモがられたりしてしまう。この後継は、実際に村の名前を告げるある意味無駄な役割の人間がいて、その人間の性格が少し微妙ならば……というような、ある意味村人の定番を意識したメタ的なやり取りにも感じる。そんなやり取りだからこそ、主人公を嫌がる相手に対し、催眠をかけて従順にするという感じが魅力的だろう。催眠も恋人に思わせる、お金持ちだと感じさせるなど、認知を歪ませるような催眠系を中心のラインナップになっている。
また、ヒロインたちのデザインは制作ツールのツクールシリーズに収録された歩行グラにあわせてデザインもされている。よくエロ同人で見るキャラクターたちをイメージしたヒロインのエッチなデザインを楽しめるというのは、二次創作感覚で楽しめるだろう。
NTR要素は勇者パーティの2人
さて、寝取り視点で見ていこう。
今作は6人のヒロインがいるが、明確に寝取りと言えるキャラクターは2人だろう。それが勇者パーティの魔法使いと女騎士だ。
いずれのキャラクターも、勇者とは恋人関係ではなく、勇者へ好意を持っている女性という人物な印象だ。そんな彼女たちに対し、催眠術をかけて認知を歪ませる。好きな相手でもない男性が犯すという視点で寝取り的なシチュエーションと言えるだろう。
一方で、シーン自体は1シーンとなっており、犯したとしてもヒロインたちの反応が変わるようなこともない。どちらかと言うと凌辱されてしまったという色合いが強い印象もある。1シーン構成の催眠シチュエーションということで、寝取り過程の描き方や催眠ならではの寝取りシチュエーションも少なめに感じる。低価格作品でかつ寝取りが一部のシーンのみに入っている構成ということで、この辺は仕方がないと思うかもしれないが、寝取り要素はあるものの、弱いという判断担ってしまう印象だ。
低価格で楽しめる催眠凌辱作品
5点
レビュー時点では、100円+税という非常に手に取りやすい構成の価格帯となっている作品であり、エロ特化作品らしく「話しかけていくだけ」「コンパクトで移動しやすいマップ」という特化作品に求められている点を抑えている点は非常に魅力を感じる作品だ。
一方で、全ヒロイン1シーンのみの構成であり、犯した後も変化がなく、少し寂しく感じる点も強い。寝取り視点で言えば、催眠系故に1シーンということで、過程の描き方や気持ちの変化などが早くなっており、どうしても催眠凌辱色合いが強く感じる印象だ。
ワンコインで節約しつつも、催眠凌辱がサクッと楽しめるゲームスタイルの作品を探している場合に、選択肢として検討するべき作品だろう。