アダルトメーカーの社長さん | NTR作品レビュー
ヒロインが抵抗しながら彼氏の眼の前で痴態をさらす現実的なストーリーの寝取りも良いですが、たまにはツッコミ入れたくなるような勢いあるコミカルさもある寝取り劇を楽しみたくはありませんか？
ラビクリッツさんの「アダルトメーカーの社長さん」は、「新商品のコンドームのテストだ」と社長が言い出し、眼の前で彼女の社員が社長とのセックスを行い始めるという奇抜なストーリーの寝取り劇がなんとも面白い展開の読み切り漫画作品です。
| 作品名 | アダルトメーカーの社長さん | ||
| 作者様(敬称略) | ラビクリッツ | ||
| ジャンル | 同人誌 | ボリューム | 45P(うち24枚はイラストギャラリー) |
| NTR評価 | 7.5点 | ||
| 標準価格 | 220円 (＊この紹介を掲載時の価格ですので必ず最新情報もご確認下さい) |
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コミカルながらも、しっかりとエッチシーンはフルカラーで描き切り、セックスの始まりからオチまでネタ感はありつつも、エッチシーンは濃厚に70超える老体とのエッチの溺れるヒロインをしっかりと描き、抜きどころもしっかりとあります。ヒロインが自らエッチを受け入れているため、これがNTRなのかというのが判断分かれる印象ですが、寝取りの一種として許容できれば低価格ながらもしっかりと楽しめるエロ同人誌です。
社長自らコンドームの品質チェック！ 女社員とセックスで検証
「それは社長自身がお使いになるということですか…？」
とあるアダルトメーカーの社長である宇郷 剛健(69歳)。この日、彼の眼の前には商品開発部の蔵人と由近の二人が新商品のコンドームの商品化許可へとやってきていました。商品化に至るには、社長の許可が必要であり、剛健は「責任がある」という理由で、破れないか品質を確かめるために試すといい出す。
「キミにお相手をしてもらおう！！ 露河くん！！」
さらに、相手として指名したのは由近でした。蔵人は「彼女なのでご勘弁下さい」と拒否をするが、「私やります」とあっさり受け入れる由近。そして社長は蔵人の前で由近と行為を始めていくのでした。
作品魅力：彼氏のツッコミも飛ぶ、コミカルなイケオジ社長✕社員のエッチ
さて、今作品は真面目なストーリー構成というよりかは、少しコミカルな描写も取り入れながらゆるく読んでいくことができるNTR系同人誌です。社長が新商品のテストという名目で、ヒロインを名指ししてセックスをしていくという、突拍子もないような展開から始まっていきます。もちろん、彼氏もやんわり拒絶するのですが、社長は「頭がカタいな」とかいい出したり、ヒロインもあっさり「やります」といい出したり。
コンドームのテストなのに、胸の愛撫から始め、読み手としても「いやいや、コンドームだから胸への愛撫はいらないでしょ(笑)」と思っていたら、同じような心情ツッコミを彼氏も始め、さらにその心情ツッコミに対して社長もイケメンなオジ顔つきで返答したりと、ハードボイルド系のコミカルな展開マンガであるようなやり取りをしていきます。
一方で本格的にエッチシーンが始まると、ヒロインの柔らかそうな肌、徐々に勃起して最終的には巨根になる社長のペ○ス。ところどころコミカルなところはありつつも、本番が始まると彼氏とのエッチ以上の快感を受け始めるヒロインもしっかりと描かれ、エッチシーンはしっかりと魅力的な構図で描かれていきます。
一回だけのエッチですが、全体としてはコミカルさで読みやすさもありつつ、本番らしいエッチシーンをしっかりと描ききっています。オチもしっかりと作品の展開に合わせたシュール感あるオチもあります。週刊誌とかであるようなシュールなツッコミもあるような読み切りの作品をしっかりとエロに力も入れて書き終えている印象があり、終わりも「なんでやんねん」とついついツッコミ入れたくなるような、純粋な読み物作品としても楽しめる印象がありました。
眼の前で彼女がエッチを受け入れるのは寝取らせに取れるのか判断
さて、今作品は面白さもあり、低価格ながらエッチシーンもしっかりと描き、短編作品としては良い出来の作品に思えます。
一方で、寝取り作品として評価するのにあたり、「彼女が抵抗なく彼氏以外の男とのエッチを受け入れていくのは寝取りに入るのか」という賛否両論のテーマになるかと思います。
今作は、一緒にやってきた商品開発部の男女が、実は恋人関係であり、彼氏はやんわり抵抗するも、彼女は簡単に承諾してしまいます。仕事という都合、彼氏の弱みや、威圧的な態度で社長とのエッチを行うというような作品は多々あると思いますが、今作は特に社長は勢いある使命と、少しだけ熱さも感じるような言葉を彼氏にかけているだけになります。そのため、「彼女としての貞操概念」を感じることができません。性格的にもビッチというような感じでも見えません。後半には彼氏とのエッチを比較するような寝取りらしいプレイもありますが、彼氏も彼女が承認したら、強く抗議したりもしないため、リアル感が少し無いようにも思えます。
ただ、今作は先に述べた通り、コミカルな調和も全面に出しています。イケメンなハードボイルドのようにところどころ社長の老体をガッチリと描くような描写、なんでこんなところに……といったご都合展開やそれに対してのツッコミなどもあるので、コミカルゆえの勢いで押し切る展開重視の作品として捉えれば個人的にはこれはこれでありと言うような気がしました。
ゆえに、王道的な展開を楽しむというよりかは、コミカルな方向性の中に彼氏の前でエッチしてしまう彼女というNTR的なテーマと、しっかりとしたエッチシーンが組み込まれている作品としてゆるく楽しむ作品としての検討がおすすめです。変わった寝取り作品が読みたいなと思ったときや、今日はちょっと細かくストーリーを追いたくないような時に読んでみると面白さとエロさを絶妙に感じ取れるような作品に思えます。
アダルトメーカーの社長さんのNTR評価
7.5点
社長のご指名エッチに、なぜか軽く受け入れて彼女が目の前でエッチしていく様子を、時折ツッコミなども入りつつコミカルな感じで展開されていく方向性が、なんとも独特ながらも面白い作品です。ガッツリとした寝取りや、丁寧なストーリー運びが楽しみたい時に楽しむべきだく品ではありません。どちらかというと、新聞についている4コマ漫画のような、箸休みで細かい設定は気にせず、肩の荷を降ろしながら作品の勢いに沿ってゆるく楽しむべき作品。でも、コミカルだけでは終わらせず、しっかりと濡ればのシーンではプレイの構図や肌の色合いなどもしっかりと描いています。
彼女が抵抗などを見せないという点でNTRではないと判断する方もいると思うので、ご都合主義感あるコメディ✕NTRと考えてコミック的な作品として楽しむ延長でNTRテイストを楽しむというスタイルで検討する場合は考えるといいと思います！
「アダルトメーカーの社長さん」の作品情報
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