約束の花 NTRレビュー
「彼女ができたら先輩に抱かせる」という過去の約束故に、彼女を先輩に抱かせることになる姿を描いたのが『約束の花』だ。
本作品は2017年7月にびなつさんが公開された同人誌作品だ。白黒の同人誌となっており、本編はコマ割りもされている一般的なマンガスタイル。20ページの本編に加えて表紙・カットイラストのようなものがあり合計24ページ構成。軽量版と高画質版が付属されている。本レビュー掲載時は定価100円+税だったのだが、よいボリュームだろう。
内容としては、ムキムキな龍斗先輩とのある約束故に彼女を先輩の家へと送るシーンから始まっていく。ヒロイン桃花の彼氏・守は一年前は龍斗先輩の彼女を一日だけ抱いたかわりに『彼女ができたら龍斗先輩に抱かせる』という約束のもと、エッチな行為をしてしまった。そんな彼の過ちを払拭するため、龍斗先輩に抱かれに行く桃花。部屋に入るとそこには全裸の龍斗が。そのあそこの大きさはとても大きい。
挨拶も素早く済ませ、早速口元へと迫る龍斗。ディープキスを交わすが、そのキスは強烈なテクニックだった。まだキスだけなのに彼氏とのエッチよりも気持ちいいかも……。龍斗先輩の凄腕テクニックと連続エッチによる快感が桃花に迫る。
本作品は過去の約束を払拭するために、彼女が他の男性に抱かれてしまうという寝取られプレイを楽しむことができる同人誌作品だ。最終的に彼女が墜ちるかどうかは明確な記述がないため、どちらかと言うと自分の責任で他の男性に彼女が抱かれてしまうというプレイ内容を強く楽しめる作品だろう。
一番の見所は、龍斗先輩の大胆さと知的な面と持つテクニックだろう。勢い良く迫り、そして焦らすようなプレイを交えながら、桃花を何度も絶頂させる。いきなり挿入ではなく、しっかりとキス・指責めで感じさせながら本番行為。フェイントや卑猥な言葉を言わせるような行為を使い、桃花自身の気持ちをうまく使いながらやっている姿はとてもダイナミックさと心を巧みに狙った知的なプレイだ。特に後半には、龍斗先輩の知的な戦略が物語の背景にあったことも語られている。知的なDQNという感じの男に彼女を抱かれてしまうという姿を体感できるだろう。
8点
「彼女が他の男に抱かれる」というセックスプレイを強く描いている作品。低価格ながらしっかりと大胆にプレイを描いており、何度も絶頂させられ、彼氏以外の男相手にアヘるような表情を見せて快感を味合わせられてしまうようなプレイは非常に見どころだ。
終盤は奪われた感がなく、最終的にはヒロイン以外のシーンで終わっているので、やや終盤NTRという視点では減速している印象もあるが、価格も考えれば満足度も非常に高い同人誌作品だろう。
他の男性相手に抱かれる彼女の姿を楽しみたいときにはうってつけのエロ同人誌だ。
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