【NTRレビュー】 やせいのおうこく~猫耳レオーニャのムコ探し!~
強いオスと交尾を目的としたヒロインの度に、ヒロインのことが好きな幼馴染がついていく要素を含んだRPGが「やせいのおうこく~猫耳レオーニャのムコ探し!~」
貞操概念ガバガバなヒロインのことを好きな幼馴染が、セックスの練習という体で乱交よりのエッチに望んでいくことになる。寝取られ要素もややあるエロRPGというスタンスでの検討になる作品だ。
交尾相手の強いオスを探す「繁栄の旅」の旅に出る獣人ヒロイン主人公
レオーニャは獣人族「マタ族」の族長の娘。村一番の強さを持つ彼女は、出会ったオスの力を試し、子孫を残す「繁栄の旅」に出ることになる。
そんな彼女のことを好んでいるのは、幼馴染でもあるカタオ。恋心を持つが、思いを伝えることができず、旅立つその日に彼女に挑む。
結果は惨敗となるが、子分としてレオーニャの旅についていくこととなる。そしてその旅の過程、交尾の練習として子分であるカタオも彼女の性行為相手になっていくのであった。
貞操概念ガバガバなヒロインを好むが子分とのセックス
本作品の主人公は、ヒロインであるレオーニャ。旅の目的としては「強いオス」を探すことであり、物語としては島内の強敵たちに挑むという内容となっている。
エッチシーンは敗北エッチなどではなく、子分となった幼なじみたちとのエッチだ。レオーニャはいつでも交尾できるようにと、恋心がある幼馴染のことなど考えもせず、性行為の相手を求める。そのため、主人公と主人公を好きな幼馴染は、恋人という関係ではないものの性行為に及んでいくのだ。
だが、注意しなければいけないことがある。
それは、あくまで「子分との練習でセックスをする」ということだ。
主人公自身は、強いオスを子分として迎い入れていく。そう、強い相手を倒せば、その者が子分としてともに旅を行うことになり、セックスの練習にも付き合っていくことになるのだ。最初はレオーニャとカタオの二人だけであるが、旅が進む過程でセックスの練習は1対複数となっていくのだ。
乱交よりのエッチで選ぶ優先する相手
そのため、寝取られ作品ではあるが、基本的には主人公は彼女を強く想っている相手との性行為も受け入れていく。幼馴染視点で見れば、自身も参加し気持ちよくはなるものの、他の男との乱交になっていることは複雑な気持ちもあるだろう。
そして、エッチシーンでは選択肢もある。確かに乱交ではあるだが、初めてに鳴るような行為などは主人公視点で「カタオ」を優先するか選択肢が出るのだ。
選択肢によって、純愛度が上昇する。この値はエンディングに影響するようで、純愛度に偏れば幸せな子分生活。幼馴染以外を選びまくると、それこそ貞操概念の果に幼馴染の存在もあまり意識しないようになるのだ。
そのため、寝取られ視点は完全にないのかというと若干ある印象だろう。
ただ、メインは主人公の「レオーニャ」視点で行われていき、主人公自体は貞操概念が低くセックスにはノリノリだ。選択肢で幼馴染自体を選んだとしても、結果としては他の子分たちとも性行為を行う。
さらに言えば、主人公と体を重ねる子分たち自身は、やや幼馴染の「カタオ」が恋心を持っていることも意識しており、強く奪おうとするような行為はない。エッチシーンも二種類のクリアシーン含め、全体的に5シーンほどと少なめでもある。寝取られ要素と取れもするが、あくまで主人公の貞操概念の低さに悩む男性仲間がいるという印象がやや強めの作品だろう。
貞操概念が低い好きな人がいる男性の悩みを味わえるRPG
5.5点
500円台という低価格・1時間ほどで遊べる作品としてコンパクトな構成になっているRPG。直接的な寝取られ物語ではなく、あくまで貞操概念が低い主人公のことが好きな仲間がおり、主人公のことを理解しつつ乱交しながらも、好きな相手との関係に悩むような感覚を味わえるだろう。
主人公がヒロイン自身であり、そのヒロインが貞操概念低めで仲間の気持ちに気が付かないので、仲間の幼馴染としての視点に入り込めるかで寝取られ要素を感じるかどうかが決まる作品だろう。加えて、幼馴染以外もヒロインを強く奪おうとしている人々が1シーン以外ほぼおらず、穴兄弟感も強く感じてしまう。選択肢で幼馴染が優先されるような要素もあるが、シーン数も全体として見ると少ないため、評価が難しいだろう。
とはいえ、貞操概念の低い女性を好き・子分としての役割を認識しているからこそ、他の男との性行為を見ていかなければいけないという複雑な気持ちの設定はなかなか面白い印象もある。
結果、NTR要素と判断しない方もいるかも知れないが、個人的にはこの立場で考えてみるとしっかりと寝取られ要素もうっすら感じられ、全くNTR要素がないわけでもないと判断し、標準よりかは低めの評価で採点させていただいた。
NTR要素としての評価ゆえ、短編作品で明るい貞操概念低めなヒロイン主人公が好きな作品としてみれば、もう少し高い評価は出せる印象もあるだろう。
この作品をダウンロードできるサイト
■ FANZA