銭ゲバハニートラップ 僕が最愛の彼女を小銭で売り叩くまで NTRレビュー
付き合ってちょうど3年目の記念日の5日前。課外授業で遠出する彼女と記念日にお祝いとエッチする約束をするアナタ。だが、そんな幸せ一杯の楽しみは、彼女と会えない5日間の間に迫る後輩の手により、崩れていく。
約束をしながらも、約束前に後輩の手によってM調教されてしまい、最愛の彼女を寝取られながらも性行為を行われる姿を描いたボイス作品が、今回感想紹介を行う「銭ゲバハニートラップ 僕が最愛の彼女を小銭で売り叩くまで」だ。
あれれれー、今日は彼女さんと一緒じゃないんですね?
彼女と約束した次の日、アナタに声をかけてきたのは、一度も話したことのなかった後輩だった。課外授業で彼女が遠くに行っていることを知っている彼女は、アナタから「記念日にお祝い」することを聞き出す。それが地獄への始まりだった。
次の日、アナタは混雑する電車で後輩と再会する。密着する電車の中で密着し、淫らな言葉を囁くように話しかける。その次の日はトイレに誘い込まれ、媚薬を刷り込まれながら卑猥な言葉で勃起し、マゾを自覚させられてしまう。そして彼女との約束の前日、マゾを自覚されてしまったアナタは、ヒロインで足コキされお金を貢ぎながら果ててしまうのだ。
彼女さんを100円で売って? 小遣いみたいな小銭で他の男に犯させてよ
連日の調教により、後輩の魅力に虜となったアナタは、彼女との約束の場所には行かず、後輩の元へと来てしまう。100円でのおま◯こを提示する後輩だが、前日にお金を搾り取られてしまったアナタは、全くと言ってお金がない。そんな後輩が提示するのは「彼女を売る」こと。
後輩の魅力に取り憑かれてしまったアナタは、ありえない価格で後輩に自分の彼女を売ってしまうのであった。
本作品は、M調教と寝取られという組み合わせを題材にした珍しい形式をテーマにしたボイス系寝取られ作品である。彼女がいない間に、短時間で魔性の女とも言える性格の後輩にMを自覚された上、媚薬や繰り返しの誘惑行為によって、彼女ではなく後輩の性の虜になってしまう。
後輩はラブラブな関係に嫌悪感を持っており、M男を見抜くのに長けている。それゆえ、最初からアナタがM男であることを見抜き、カップルを破綻させるための方法も熟知している。M調教を繰り返し、最後には彼女を彼氏自らがバカ安の価格で売ってしまうように誘導していくのだ。
寝取られ系の作品に分離されている印象であるが、個人的にはスワッピングによるお互いの快楽堕ちという印象を受けた。全6パートある本作品ではあるが、寝取られ系シチュは「終末の日」パートのみだろう。
既にこの日までに主人公は後輩の犯され浮気によって堕落しており、快楽のために少しの迷いを抱くだけで彼女を差し出してしまう。また、彼女も最初は犯されて嫌がるような様子を見せるが、数回の性行為で堕ちていく。最後には彼女自らも求めてしまう。非常に短期間で堕ちるような構成にもなっているため、純粋なゼロベースからの寝取られ作品としては少し即落ち感も強い。
スワッピングでお互いが快楽堕ちしてしまう作品に、少しヒロインの陵辱要素&スワッピングであることを知らないというイメージの方が、全体的な印象が合う気がするだろう。
シーン内容は手コキ、足コキ、脱衣命令、寝取られ実況聞きながらお金請求付きセックス、寝取られ陵辱だ。寝取られ系のシーンは、お金を請求されながらセックスを行うためにヒロインが寝取られてしまうというような内容ゆえ、彼女の寝取られ陵辱を聞きながら後輩とお金請求ありきのセックスを行うのが同時に行われていく。
珍しいタイプの作品ゆえ、1点注意しておきたいことがある。それが後輩がアナタを調教する時の話し方だ。
本作品では、直接的なあなた自身への性行為は、後輩によってM調教される、陵辱される彼女の声を聞きながら後輩と性行為を行うシチュエーションだ。彼女が寝取られている場面も、後輩が話し掛け、後輩との性行為を行うことになる。(彼女が寝取られる音声のみのバージョンも別ファイルであり)
それゆえ、本編シーンの多くで「後輩」の語りかけがあるのだが、語りかけの多くが「囁き」ボイスである。ボイス作品の演出方法としてよく利用される「囁き」口調のボイスが非常に長く続く。通常の話し方よりも数倍近い時間と感じるほど多いのだ。その結果、「囁き」ボイスゆえ声が小さい状態で彼女が寝取られるシーンが同時に流れるような場面もあるので、非常に聞き取りにくい印象を受ける場面もかなり多い印象があった。
全体的に囁きが多すぎて、効果的どころか、囁きメインの作品になっている印象も受ける。「囁き」ボイスが好きであればそれはそれで楽しめるかもしれないが、個人的には「囁き」が少し使いすぎていて聞こえづらさになってしまっており、寝取られ感を弱めてしまっていた印象に感じてしまったのが残念だ。
8点
なかなかおもしろいテーマではある一方で、短期間の時代設定で調教されていく感じゆえ、寝取られるためのM調教にテンポの速さを感じ、少し堕ちるまでの過程が弱く感じてしまった印象があるのが残念だ。
また、寝取られる彼女が非常に短い時間で落ちてしまうのも、陵辱から始まる寝取られとしては、即落ち感も強かっただろう。
ただ、『ネトラレを意識したM調教』や『お金を絡ませた寝取られ誘導』『ボイス演技のレベルの高さ』など光るポイントも多く、想像を膨らませれば非常に面白い寝取られ感を味わうこともできるだろう。
寝取られとしては焦らしの強さが裏目に出て荒削りになっている感じもあるが、粗さに目をつぶっても面白い特徴を持つ、独自路線の寝取られ系作品だと思う。犯され系のシチュエーションも好きなM寝取られ好きには特にお勧めもできるポイントもあるので、少し尖った個性的な寝取られ作品だろう。
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