【寝取らせ漫画】 寝取らせなんてするんじゃなかった NTRレビュー
マンネリ化したセックスを打開するために、寝取らせ願望を打ち明けて妻を友人に抱かせることになったことをきっかけに、自分の知らない妻の性欲を知り、そして他の男に抱かれていく妻を見続けていくことになる姿を楽しめる寝取らせ漫画が「寝取らせなんてするんじゃなかった」だ。
背景などの書き込みが少なめではあるものの、寝取らせとしてのポイントはしっかりと描かれている印象の作品だ。他の男に抱かせたことにより、自分が知らない妻の顔を知る。その上、妻が寝取られていく。そんな姿を体験できる読み切り漫画だ。
シナリオ：寝取らせで知る本当の妻
「知らない人とするのは怖いから無理…私の友達だったらいいよ」
妻のアヤカと結婚して6年目、子どもにも恵まれ幸せな日々が続いていたが、夫である主人公はある悩みを抱えていた。それがマンネリ化によるセックスレス。妻が寝取られる姿を想像すると興奮することから、「妻が寝取られたらセックスレスも解消する」と思い、他の男に抱かれてほしいと寝取らせを妻へと提案。友達とであれば寝取らせ要求を受け入れると承諾を得る。
「今までした人の中で……一番よかったから…」
妻の寝取らせを行う男は、夫婦ともに面識のある男性・サトシであった。学生時代にサークル仲間の後輩であった男に安堵するものの、妻が彼を選んだ理由に衝撃を受ける。
「だってアイツ性欲すげーじゃん」
間男とセックスをする扉から漏れてくる声は、聞いたことのない妻の喘ぎ声。おしとやかだと思っていた妻の本当の姿。寝取らせの日々は続き、毎日のように寝取られる日々が続いていくのであった。
作品魅力：寝取らせをきっかけに妻の性欲を知る
今作はセックスレスをきっかけに、妻を寝取らせたことから妻の本当の性欲を知り、さらに日々寝取られてしまうような姿を目撃する異様な日常へと様変わりしていく様子を楽しむことができる作品だ。
寝取られ性癖のようなものを持つ主人公が寝取らせを提示、知り合いの後輩が間男として妻を寝取っていくところから本格的な寝取らせシーンは始まっていく。知り合いで安心するような夫に対し、何かを期待するような妻。そして妻が後輩を選んだ理由から衝撃を受け、本格的なセックスが開始。衝撃を受けている中で、さらに扉から聞こえてくる声は自分がしる妻の声とは大きく違う。まさに寝取らせからの寝取られ特有の「自分よりも強い男に妻が寝取られていく」姿を目撃していくことになる。
さらに、一度始まった寝取られは終わらず、日常的になっていく姿も描いていく。子どもや出社といった場面も交えながら、妻が乱れる声に絶望の表情をしていく夫。最後には自身の眼の前で行われていく性行為。不安な表情を見せる主人公だが、寝取らせをお願いするような性癖を持つ主人公だからこその選択も描き、まさに寝取らせから歪んだ生活になっていく様子を描いていく作品だろう。
NTR魅力：寝取らせ性癖を持つ男の寝取らせ後悔
寝取らせ視点で見ていこう。
まず本作品は、妻を満足できないという一種の劣等感を盛っている状態で、妻から告げられる「一番よかった」という理由で間男を選んだこと。そしてその間男との性行為で聞こえてくる大きな喘ぎ声。日中でも行われていくセックスから聞こえてくる卑猥な声。まさに主人公の劣等感の煽りを重ねていく描写を描いていく展開。不安と後悔に見えるような主人公の表情もしっかりと描き、寝取らせという行為の副作用を全面に出しているような印象もある。まさに寝取らせの冥利に尽きるような展開になっていくだろう。
ただ、ここで思い出してほしいのが「寝取らせ」を依頼したのは主人公。寝取られ性癖があるとも言えることだ。不安である一方で、主人公自身には寝取られるという性癖がある。ゆえに絶望で不安に思いながらも、心の奥底に寝取られる性癖が眠っているのだ。そんな状態もしっかりと終盤のエッチシーンに組み込んでいる。
その結果、ただ単に「妻が間男とセックスする日々になってしまった」というだけで終わらせていないように見える点が面白い。表向きの後悔だけではなく、寝取らせをさせるような男だからこその後悔もあるように見え、妙にリアル感もあるような印象もある。寝取らせによる体験談を見ていくかのごとく楽しめる作品だろう。
「寝取らせなんてするんじゃなかった」のNTR評価まとめ
8.5点
寝取らせ性癖を持つ男だからこその不安と後悔。寝取らせた結果、劣等感を重ねていくことになり、生活が壊れていく様子。聞こえてくる淫らな喘ぎ、常に不安な表情の主人公は寝取らせの醍醐味を感じさせてくれ、更に最後には寝取らせ性癖を持つ男らしい選択もリアル感がある。
背景などを見ると、背景などの書き込みが多くない作品故に、もしかするとクオリティ面で不安視する人もいるかも知れない。だが、主人公の表情、絡みのシーンで体つきはしっかりと描いてくれている。定価ベースで考え、高評価の中でも神作寄りにしているが、FANZA大幅値引きにも参加されている印象もあり、タイミングによっては100円以下で購入できることもある。100円以下であれば、神作品認定してもいいレベルの良い展開を描ききった作品のように思える。寝取らせからの後悔をしっかりと感じられる良作のエロNTR同人誌だろう。
「寝取らせなんてするんじゃなかった」をダウンロードできるサイト
■ DLSite
■ FANZA
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