店長の奥さんと不倫の関係がバレたことが原因で首になった昭雄が、一緒に住むことになった弟の嫁・京子を犯して奴隷として堕とす姿を描いている作品が「嫁」だ。
主人公である昭雄は仕事がクビになった上、家事で自宅が全焼。その結果、妻を持つ弟と一緒に同居することとなる。弟の妻・京子に目をつけた昭雄は、京子が自慰をしている姿を撮影することに成功する。その自慰写真を使い、京子を脅す昭雄。その内容は1週間の間、昭雄の奴隷になることだった。
本作品では、昭雄の奴隷となり、昭雄との性行為に溺れていく様子を描いた場面と、京子自信が堕落した後、奴隷として男達と性行為を描いた場面の大きく分けて2場面にわかれる。前半から中盤までは脅しをネタに抱かれ、抵抗しながらも度重なる快楽に溺れていくシーン、終盤では快楽を思い出し、昭雄へ一生奴隷になることを近い、昭雄の命令で性行為を行う姿を描いている。
そのため、前半は脅しをネタに性行為を受け入れ、長時間の性行為で夫がいるのに感じてしまう妻、そして後半は昭雄の命令で乱れる姿が楽しめるのだ。全体的には凌辱・脅しから始まるようなエッチシーンが多いだろう。
文字入りCG枚数は87枚ほど。仕事で忙しい夫との性生活に寂しさを覚え、オナニーをする妻の脅迫写真を取り、ずるずると落としていく姿を楽しむことが出来る、オーソドックスな寝取り作品だろう。性行為がご無沙汰な一方、性的な魅力を知っている妻だからこそ、抵抗を続けていても体は感じてしまい、徐々に男を求めてしまう姿が描かれている作品だろう。
ただ、堕とす過程のエッチシーンの展開が類似しており、堕ちていく過程が弱い印象を受けた。もう少し大げさなくらい堕ちる過程に違いがあったほうがわかりやすい気はしただろう。
一方で、終盤は堕ちたヒロインを知らない男達と犯させるという、寝取る男、昭雄のクズっぷりもよく描かれている作品だ。全体としては良作ではあるが、丁寧にちまちまと堕落させるというよりかは、テンポよく堕ちていくストーリーを楽しめる作品だろう。
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