ひらだん ~アイドル会長比良坂透 ダンジョンに放り込まれる~ NTRレビュー
「ひらだん ~アイドル会長比良坂透 ダンジョンに放り込まれる~」は3Dダンジョンのような構成のエリアを探索するアドベンチャーエロゲ。しっかり者に見えて、おちゃめなところもある生徒会長のヒロインを主人公に快楽堕ち&チョロ純愛墜ちな寝取られを楽しめる作品だ。
同じ役員の男性生徒視点で遊べば「少しお互い気があるようだった、ボクが好きな生徒会長が……」といったBSSよりな寝取られや、他の男性と交わる好きな娘を眺めているだけというシチュを楽しめだろう。さらに、エッチシーンでは「おっぱいあて」「クイズ」といった要素をきっかけにエッチシーンに展開する要素もあるため、企画モノのようなエッチも楽しめる。
そんな本作品をレビューしていく。作品のあらすじ紹介から、寝取られの魅力、さらに少し課題を感じた点まで紹介していく。Nエッチシーンの質は高いため、この記事を見れば本作品に興味がある人に加え、企画モノ系列のエッチが好きな方、ストーリー重視なBSSが好きな人に役立つだろう。
■ ひらだん ~アイドル会長比良坂透 ダンジョンに放り込まれる~のNTRポイント
- おちゃめな点もある真面目系生徒会長ヒロイン視点で寝取られる
- 復讐による快楽墜ち・女癖の悪い男によるチョロ純愛+αの複数ルート搭載
- やや現代ファンタジーよりなストーリー重視のBSSに抗うグッドエンドも搭載
文武両道・男性の付き合いは断る生徒会長が異空なダンジョンに迷い込む
今作品の主人公は生徒会長の「比良坂 透」。彼女は容姿端麗・文武両道で男性からのお付き合いの誘いもあるが、すべて断るほどの女性。
そんな彼女が、唯一よく話すのが同じく生徒会役員の「未吉」だった。ある日、下校中に公園に立ち寄った二人。この町には都市伝説があり、夏に咲く桜を見たものには奇跡が起こるという伝説だった。
そんな都市伝説からか、雑木林にある『老桜』を見に行ったところ、そこには咲き誇る桜が……。
すると次の瞬間、目が覚めると、透は謎のダンジョンで目を覚ました。
3Dダンジョンのようなエリアを進むと、管理者を名乗るものから脱出できれば「未吉」とも再会でき、元の世界にも戻れると言う話を聞く。そんな矢先、ダンジョンで出会ったのは、かつて透によって落ちるところまで落ちてしまった男・虎雄だった。
ダンジョンを進め!謎解きと試練的なゲームで待つエロシーン
今作品は3Dダンジョン形式になってたマップを進み、鍵を探して5つのエリアを突破する作品だ。
イベント以外の戦闘などはなく、同中には謎解きが待ち構えている。プレイヤーは十字キーを使って光るポイントや、ヒントから推測できるエリアを調べて各階層のエリアのマスターキーを探していく。
謎解きは言葉から推測できるものを調べたりすることが中心だ。専門的な知識は不要だ。
さらに、謎解きの場面ではヒロインに卑猥な行動をとってもらうことで回避していくこともできるのだ。
そして、各エリアをクリアすると試練的なゲームフロアへと到着する。ここでは、卑猥な行動につながる試練が待ち構えている。基本的には選択肢で進めていくことになるが、ここで誤った選択肢を選んでしまえば、エッチな出来事にあってしまったり、ムラムラしてしまったところを虎雄に見られてしまうのだ。
復讐を狙う虎雄による快楽落ち
そんな彼女に同行するのは、まずは虎雄という男だ。彼はかつて透によってどん底を味わったマッサージ師の男。ヒロインは彼のことを覚えていないが、なんとか虎雄は彼女を犯し、自分のものにしたいと考えている。
そして最初はそんな虎雄と脱出を目指すのだ。
誤った選択を行ってしまえば、虎雄と行為を致すことになってしまう。
何度も何度も行為を行えば、次第にヒロイン自身も感じ始めてしまい、その行為は休憩中にも及んでしまうだろう。
もし、何度もヒロインがエッチしてしまえば……ダンジョンを出る頃のヒロインは、快楽によって虎雄を求めてしまうことだろう。
虎雄ルートクリア後は竜崎ルート・未吉ルートと続く
そして今作はエンディングに到達すると、新しいエンディングが開放される仕様になっている。
虎雄ルート確認後に待ち受けるのは竜崎ルートだ。彼は女癖が悪く、元々ヒロインもセフレとして狙っていた。彼はダンジョンに入ってしまって不安もあるヒロインの心のすきを狙い、堕としていくのだ。
コチラのルートは、竜崎が巧みな話術と性テクニックでヒロインから行為を持ってもらうように誘導していく。竜崎が女性慣れしていることもあり、全体としてヒロインが流されやすい形式になっているため、テンポよく竜崎を受け入れていく。ゆえにコチラのルートはチョロい女性が墜ちていくような感覚を楽しめるだろう。
さらに、竜崎ルートを見ると未吉ルート+αを楽しむことができる。残るルートはヒロインたちの様子を眺めるしかない状態の末吉が寝取られていくことを見ていくことができる。
コチラのルートは思い出すようにエッチシーンを見ていく面が多いため、眺めて抵抗するような描写は少なめだ。しかしながら、派生するルートは本作品のグッドエンドとなるように構成もされており、こちらは抗おうとする男性の雰囲気も味わえる。
ダンジョンを舞台に軽いノリのエッチでされちゃうヒロイン
そんな方向性の違う3つのエッチが楽しめる作品だが、全体的に軽いノリでのエッチが楽しめるだろう。
各階層の間で起こるエロ企画のようなものからのエッチは、まさに企画モノAVで流されてしまうようなヒロインのエロが楽しめる。中でもヒロインがおっぱいどれだか分かる状態で揉みまくる虎雄など、なんだこのAVはと思えるようなプレイもあるのがグッドだ。
視点となる男性が異なる場合も、同じダンジョンに紛れ込んでしまったというシナリオが変わらないのも面白い。この視点が変わることによって変化する展開があることはグッドエンドにも関連してくるため、物語重視としてはおもしろい構成だろう。
寝取られより寝取らせ?エロ特化ではないゲーム面も注意
そしてNTR的な感じで見ると、ヒロインとメイン男性の末吉はいい仲ではあるが明確なカップルというわけではない。そのため、広域なBSSよりの寝取られになるだろう。
更に言えば、末吉はヒロインを強く恋心を持っているという感じではない。見守っている女性がひどい男性に寝取られてしまうような要素があり、物語を見ていくと寝取らせとも取れるような感覚があるかもしれない。
また、各ルートをクリアするには虎雄ルートをバッドエンドに持っていかなければいけない。虎雄ルートは初見ダンジョンであり、全部の虎雄が望むエロを選ばなければいけない。かつ序盤にどちらがバッドかわかりにくく、ミスするとなかなかルートに入れない。最初からエロを積極的に選ぶつもりで遊ばないと、やや攻略に苦戦する可能性もある。
丁寧な寝取られ等を楽しむというよりかは、ガッツリと犯していくつもりで遊びつつ、かつ企画もののAVのように、好意を持つ女性がゆるく流されてしまうというシチュエーションが好きな人ほど楽しめる作品だろう。
ヒロインの魅力が引っ張る、多方面のBSSよりな寝取られパターンを程よく楽しめるエロゲ
寝取られ作品としてみると、少しヒロインとメイン男性の関係性が弱いことや背徳感も少なく、ヒロイン自身もちょろさがあるため、ライトよりな感じになっているだろう。しかし、ヒロインが生き生きとしていたり、ギャップもあったりと魅力溢れる印象もある。
それらを踏まえ、当サイトでNTR視点としてみると、良さを強く見て優良よりな評価とさせて頂く。
8点
ゲーム性はやや癖があるような印象もあるが、ヒロイン自体の可愛らしさが大きく描かれていくため、少し強めにヒロインが好きという主観を持てば、十分楽しめる作品だ。
正式なNTR色合いがないこと、フラグの複雑さがあって窮屈さがあるためにやや評価を下げているが、ゲームの理解さえしっかりとすればより高い評価も感じることができるだろう。
エッチな挑戦もある探索ADVという要素に興味があれば、買いの作品だろう。